ジャポニカ学習帳の表紙の昆虫を撮影する写真家は誰?撮影秘話は?

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出典 showa-note.co.jp

 

ジャポニカ学習帳といえば、昆虫や植物の写真の表紙がすぐ思いつきますよね。

 

表紙はイラストが定番だった時代に写真の表紙は衝撃的ですらありました。

 

自分が子どもの頃、昆虫の表紙は人気があったと思います。

 

しかしながら、2012年から表紙に昆虫の写真がひっそりと使われなくなりました。

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ジャポニカ学習帳の表紙から昆虫の写真が消えた理由

 

2014年頃ニュースで報じられたので、ご存じの方もいるでしょう。

 

その理由は、親や教師の「気持ち悪い」という声に配慮してとのことでした。

 

あまり報道はされていませんが、実は、もうひとつ理由があったのです。

 

ジャポニカ学習帳は5年に1度シリーズを刷新しています。

 

が、一度使った品種は二度と使わない

 

というこだわりがあるそうです。

 

さすが、1970年の発売以来、12億冊以上の売上があるというロングセラー商品だけのことはありますね。

 

にもかかわらず、新シリーズ構成時に「表紙映え」する昆虫の写真がうまく集まらなかったというのがもうひとつの理由です。

 

 

表紙を撮影している写真家は誰?

 

世界の珍しい動植物たちを子供たちに見せたい!

 

という意図が込められた表紙は「世界特写シリーズ」と呼ばれています。

 

撮影のほとんどが辺境な場所で行われています。

 

しかも、1,000枚撮影しても実際に使用される写真は80枚ほどしかないとか。

 

この表紙の写真を撮影しているのは、山梨県在住の昆虫植物写真家の山口進さんです。

 

大体1年のうち10ヶ月くらい、海外のジャングルに行っており、日本にいることの方が珍しいらしいです。

 

1978年以来、表紙写真の全てを撮影してきた方です。

 

この方がいなければジャポニカ学習帳は、存続しえなかったと言っても過言ではありません。

 

山口さんは世界各地に滞在して数ヶ月も期間をかけて撮影。

 

そのため、5年に1度シリーズを刷新する度に6,000万円の費用がかかってしまうとのこと。

 

 

山口進さんのプロフィール

 

山口進(やまぐち すすむ) 

1948年生まれ 

三重県出身

「人・自然環境・生き物の共生」

をテーマにした取材・活動をしている。

著書も多数。

NHKの自然科学をテーマにした番組

「ダーウィンがきた!~生きもの新伝説~」

にも携わり企画・撮影・出演などしています。

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写真撮影時の秘話は?

 

当初はインターネットもなく、通信手段は郵便か電話に限られていました。

 

そのため、いつどこに行けば、目的の花や虫が撮れるかを知ることすら困難を極めたと聞きます。

 

最近は情報の取得は簡単になったものの、自然が残されている場所が減っているようです。

 

そのため、かなり奥地まで行かなければ、目指す花や虫の写真が撮れない、という別の問題も生じています。

 

ギニア高地の頂上付近にしか咲かない花や、アマゾンのジャングル奥地にしか生息しない昆虫の姿を求め、重い機材と寝袋持参で何ヶ月も滞在して撮影するとか。

 

山口さんが「アシスタントが定着しない」とこぼすほどの過酷さだそうです。

 

南アフリカでは風景がよく似ていて、山などの目印になるものが少ないので、旅慣れた山口さんでもよく道に迷うようです。

 

そんな時はGPSを頼りにその位置を記録させて、何日か後に同じところに戻って撮影するなんてこともあるみたいですね。

 

なんと観光地であるスプリングボックでは、観光客と一緒に並んで撮影したそうですよ。

 

大変な仕事だとは思いますが、山口さんには日本の子どもたちのために末長く頑張って欲しいですね!

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